2013年3月9日~10日コース:編笠山~権現岳~赤岳~赤岳鉱泉~美濃戸 雪山縦走なんて大丈夫?と思いつつ、かなり気合を入れて例会にエントリー。
荷物の重さ、体力、アイゼンワーク、ロープワーク・・・・・不安満載だったけれど
とても行きたいコース(編笠山から権現岳、キレット小屋辺りでのテント泊、翌日は、
そこから赤岳に登り、横岳を抜け硫黄までの縦走。)だったし、今回行かないと、
もういけないかも??と思った。
天気予報は、概ね良好。風の強さが心配だったけれど、3人で楽しく出発。
諏訪で仮眠をとり、富士見高原スキー場から編笠山登山口へ。
雪は少なくワカンは不要と車にデポ。駐車場からは甲斐駒がきれいに見え、テンションが上がる。
樹林帯をアイゼンを付け、ハイキング気分で歩き始めたが、長いし、展望が
ないし・・・・きつかった。
森林限界を越えると、見上げれば真っ青な青空が広がり、南アルプス、富士山が突然のように姿を現した。
\(・o・)/!
わー、すごい!!ヤッホー!
そして、編笠山の頂上!!
すごい展望がひろがっていた!!そして権現岳へ出発!一旦下って、また登り返します。
つらい!!
目の前に権現岳が・・・・。
権現岳からは、丸い形の編笠山と,阿弥陀・中岳・赤岳が良く見える。そしてこれからが核心部。
梯やナイフリッジを無事に越え、キレットまで行けるか!強風に煽られバランスを崩したり、雪に足を取られたり、かなりクタクタの状態で
なんとかキレット小屋付近に到着。
稜線は強風が吹き荒れていたが、小屋付近は無風状態。
ゆっくりテントを設営し、快適な夜を過ごすことができた。
また、満天の☆彡を眺めることができた。
翌日、5:55分出発。
風は強い。
今日は赤岳まで取り敢えず登り、風の状況を見て次の行動を判断することに。
視界は良好だが、風はつよく、あつい雲が空を被っている。
風に煽られながら、少しずつ慎重に進むことにする。
写真を撮る余裕はなく、ひたすら強風にとばされないよう歩く。
風をしのげるところで、心残りのないように、大好きなコロッケパンとアンパンを食べた。
そして赤岳頂上。
視界はどんどん悪くなり、ほとんど何もみれない状態だった。
取り敢えず、3人一緒の写真をとり、下山することとする。
赤岳鉱泉小屋まで行くが、明日の天気の詳細が分からず、強風の可能性が高い事から
今回は、ここで打ち切ることとした。
緊張度、充実度、感動度満点の雪の南八ヶ岳縦走だった。
メンバーに恵まれ、満足のいく雪山となった。