六甲清掃登山と新会員歓迎会
5/16元町~大龍寺~修法ヶ原
新会員の方の気持ちが天に届いたのでしょう、出発の頃には雨も上がり予定どおり行うことができました。
歓迎会対象者は4名、総勢11名もの方が参加しました!
清掃はいつものコースで、登山道にはほとんどゴミが落ちてない!
しかし道から外れるとバイクのメット、エンジンなど粗大ごみが目につきます。人力では回収不可能---
何故このような物が山に捨てられるのでしょうか(悲しいです---)
大龍寺でゴミを降ろし、修法ヶ原で歓迎会。
今回の歓迎メニューは『椀子素麺』

錦糸卵が入った豪華版!
そして、三角巾講習会初級編

残念ながら日赤の講師が不在でしたが、講習会で学んできた方が指導してくれました。



楽しい歓迎会になりました~

次回は中級編かな??
劔岳はどんどん大きくなってきたけれど・・・・・
次回のお楽しみに取っておいた山など:劔岳(小窓の王、三ノ窓、池ノ谷ガリー、早月尾根)
②メンバー:Rさん、Hさん、Mさん、Tさん、HIの5人
③目的:春の劔(赤谷尾根~北方稜線~早月尾根山行)を楽しむ
④日程:5月2日~5日
1日の夜神戸を出発し、途中のサービスエリアで、Hさんが持ってきてくれた「かしわ餅」を食べ、「端午の節句」を皆で感じながら馬場島に到着した。(Hさんありがとう!)
仮眠を取ったあと、ゆっくり出発。
いいお天気だ。これからどんな風景がひろがるんだろう!?とわくわく・・・・。
「わかん」を持っておいで・・・・・と現地からは指示されていたが、雪はとても少なかった。

そして・・・・こんなに藪こぎに苦しめられるなんて・・・・・と思うくらい苦しめられた。
私は今回、軽量化のために新しくファイントラックの雨具を購入していたが、同行者からは「そんな薄いカッパは、藪こぎですぐ破れるぞ!」と脅かされ、ヒヤヒヤしていたが、なんとか破れることはなかった。(´▽`)
藪こぎには苦戦を強いられたが、しばらく急登を行けば、劔岳が出現し、ずーっと私たちの目を楽しませてくれた。


みんなで劔をバックに記念撮影
春山を越して、夏山かと思うくらいに暑い日差しの中、ひたすら歩き、高度を上げていった。

1900m付近の本日のお宿。
劔岳を見ながら、かんぱーい!
1つのテントで5人寝られるか?と不安はあったが、軽量化のため皆の思いは一致した。
荷物はツェルトへ。Rさんが手際よくツェルトを作ってくれた。(いつもありがとうです)

5人で1テントは、思った程大変ではなく、結講快適でした。(もちろん、誰がどこに寝るか、自分のベッド確保?場所取りのバトルは結講凄まじく・・・・・・・でも結講みんなぐっすり寝てましたよね!?たくましい!!)

そして観た夕日

振り返れば月と劔
5月3日晴れ
3時に起き、5時出発
また、藪こぎが始まる。
懸垂下降地点に着いたが、ロープの長さが足りず、登り返して尾根を藪こぎするか・・・・という意見も出たが、なんとか懸垂下降を2回すれば降りられそうな場所を発見した。(ヽ(;▽;)ノ)


おりま~す
なんとか懸垂は1回ですみ、後は雪渓をひたすら後ろ向きに降りた。
そして、降りた後はまた急登が待っていた。しんどーい。
少し登ると、Rさんが、「水を作る!」と言い出し、ガスとコッフェルを出し、雪をとかし水を作った。
喉がからからだったので、とっても美味しかった。
水をたらふく飲んだあと、「よし!頑張るぞ」と歩き始めたところ、またもやアクシゼントが・・・・。
「アイゼンがない!」・・・・「え~!!」
「雪渓を下りてくるまではあった」とのことなので・・・・・

Rさん、とぼとぼ、来た道を引き返しアイゼンを捜索。がんばれ!
そして、藪こぎとアップダウンを繰り返し、さたすら池ノ平山を目指した。
小窓尾根や早月尾根や劔尾根の眺めは、心を癒してくれた。

池ノ平山は遠かった
もうへろへろ状態だった。
本日のお宿は小窓の少し手前(もちろん、ここもロケーションは抜群)
夜、今後の行動についてみんなで検討したが、悪天予報のため、予定を変更して下山することにした。
案の定、朝は雨がぱらついた。
そしてみた風景

下山も、雪が少なくシュルンドができ、うまく下山できるか・・・と思われたが、渡渉もほとんどなく無事下山できた。

こんなシュルンドができてました
今回は想定外の藪こぎに苦戦を強いられましたが、ぐんぐんと大きくなってくる劔岳や、小窓尾根や早月尾根を眺めながらの稜線歩きはとっても楽しかったです。
今回も、Rさんのアイゼン無くしかけのアクシゼントの他、ルベルソ落としや落としたストックを後続メンバーがうまく回収したにも関わらず藪こぎで一部を紛失するなど、ハードな山行となりました。
雪の状態、天候などによって変動する状況にどう対処するか、ほんとうに自然の中で遊ばせてもらっているなぁ・・・と感じる山行でした。よく重いザックを背負って頑張ったと思います。無事下山できた事、充実した楽しい時間をともに過ごせる仲間が居ることに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
また来たいです。

また来ま~す
春の白山登頂
会員9名
初級雪山のスキルアップを目的に春の白山にいきました。
市ノ瀬から約2時間車道を歩いて登山口の別当出合に到着。
冬靴で車道を歩くのは結構しんどかったです!

全然平気だった人とそうでない人と分かれましたが、私にとって一番の難所は整備されていない橋を渡ることでした。バランスを崩さないよう慎重に真ん中の鉄筋の上を歩きます。

一日目は初夏のような晴天で雪上トレーニングもできましたが、二日目は予想どおり雨で視界の悪い中歩きました。コンパスの重要性を実感しました!

雨の中でも無事ピークを踏むことができて満足!

三日目は晴天で、下山途中にプチ雪上トレーニング(滑落停止&トラバース歩行)もできて充実した山行になりました。

残雪期の西穂高岳
2月より募集してトレーニング、ミーティングを重ね、5名で残雪期の西穂高岳に登って来ました。
出発は第二ロープウェイの鍋平

その日は西穂山荘にテント設営後独標までの足慣らしです。
尾根上はほとんど夏道でした。
翌朝は快晴、絶好のアタック日和、独標から振り返ると乗鞍岳が朝日で赤く染まりました。

これから登るピラミッドピーク、西穂山頂も輝いています

さて、ここから気を締めて行きましょう。
独標の下りはゆっくり慎重に・・・

なんかよくわからないままピラミッドピークに着きました。
ここまではたいしたこと無かったね----?うんうん----??

少し先から振り返るとピラミッドピークに人が立っていました。

そんな調子で山頂直下までやって来ました。山頂に人が見えます。
最後は直下の雪が付いたガリーを直登です。人が下りて来ていますね。あそこですよ!けっこう急やないの---

そして山頂に着きました。やった~!
穂高・槍ヶ岳----展望は最高!こんな日に登れるなんて、なんて幸せ---を実感しました


ゆっくり楽しんだ後は下山です。
沢山登って来ているので左の岩のところを慎重に下りましょう。

ピラミッドピークまで戻って来ました。

そして最後は独標です。
これを登り返せば危険なところは終わりになります。

今回は雪が少なくて案外容易に山頂に立てました。
また違う状態の時に登ってみたいね~ それってもっと雪がある時----?