神戸労山 山旅ブログ

koberozan.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:沢のぼり( 14 )

2017年8月11-13日 参加者2名:N,I

(ルート)七倉山荘ー湯俣温泉ー北鎌沢出合ー槍ヶ岳ー新穂高温泉

【1日目】8月11日
七倉山荘5:30-高瀬ダム6:00-湯俣温泉晴嵐荘9:00ー千天出合13:00-北鎌沢出合15:30(泊)

一年前、出発直前で中止となった北鎌尾根に再び挑戦するときがやって来た。北鎌尾根は人気ルートなのでバリエーションとはいえ踏み後は明瞭、お盆の時期であれば、それなりの人が入っているであろうとの話を聞いていた。また、湯俣温泉から先のルートについても、沢の経験があれば余裕であるとの事であったが・・・

 当初は我々だけの単独で計画していたので、伊藤新道を下って湯俣温泉を経由して七倉へと戻ってくるラウンドを考えていた。それも面白い案だったが、幸いなことに同時期に金木戸川・小倉谷に入渓するHさんのパーティーに便乗させて頂き、七倉まで送ってもらえる事になった。帰りも新穂高温泉に下山して同乗である。我々は楽をさせてもらった事になるが、小倉谷のパーティーは、大幅な時間ロスで大変であったろうと思う。
 10日の夜9時頃に神戸を出発して、小倉谷のパーティーと共に七倉へと向かった。お盆休みの帰省ラッシュは既に始まっていたようで、関西圏を抜けるだけでも、1時間程はロスとなった。11日の3時半頃にようやく七倉へとたどり着いた。勝手なイメージで、ひっそりとした登山口を想像していたのだが、そもそも七倉は裏銀座の入口である。お盆休みの初日となるこの日は大変な人で賑わっており、登山者を乗せた大型バスも入って来ていた。ここへ至る車中では、どうやって仮眠を取るかを考えていたが、到底ツェルトを張る場所などない。とりあえず軒下にマットを敷いて横になったが、さすがに喧騒の中では寝られず、準備をして日の出を待つことにした。
d0264710_22121390.jpg
本来ならば、ほぼ一番乗りぐらいでタクシー待ちの列に並べたはずなのだが、ぼーっとしている間に列が伸びており気がついたら
30人超の長蛇の列となっていた。とはいえ、順次タクシーが回ってきたので、すこし待ったら無事に乗り合いタクシーに乗車出来た。

d0264710_20322545.jpg
高瀬ダムでタクシーを降り、トンネルを越えてダム湖に沿った湖畔の道を湯俣温泉へと向かう。
登山口に沢山いた登山者の大半は裏銀座(烏帽子岳方面)に向かって行った。

d0264710_20430008.jpg


平坦な道を3時間程歩いたら湯俣温泉・晴嵐荘に到着し、他に来る機会もないだろうという事で、小屋に立ち寄ってみる事にした。
ここでタクシーに同乗していた人に追いついて話をした。

 登山者:「今日はどこまで、行かれるのですか?」 

(一瞬どう返答するか考えたが、率直に応えた。)

 僕:「今日は北鎌沢出合まで行きます」

(果たして意味が通じるのかと思っていたら、案の定の反応。)

 登山者:「はぁ~??」

その様子を横で見ていた小屋のご主人は笑っていた。ここへ来る人の大半は竹村新道から裏銀座へ向かうそうだ。まれに伊藤新道を登る人もいるそうだが、水俣川を遡上して北鎌へ向かう人はめったにおらず、今シーズンでは2組目だそうだ。しかも、2週間前に訪れた先の1組は撤退して来たとの事。しかも数日前の台風の影響が残っており、水量は多めであるらしい。北鎌沢までの遡行に関しては、わりと楽観的に考えていたのだが、少し緊張感が走った。

d0264710_21180138.jpg

湯俣川と水俣川が合流する地点にかかる壊れかけの橋(っいうか普通で考えたら既に壊れていると表現するのが適切)。
これを越えたら、いよいよ遡行開始である。

d0264710_21355645.jpg
(↑)橋を渡って降りた河原から見た最初の渡渉地点。中々の激流だ。本当に行けるのだろうかと若干不安になる。股上ぐらいの水位だが、かなり流れがきつい。バランスを崩して水に浸かったら一気に流されてしまうだろう。ロープを出すべきか迷ったが、先は長いので(実際20回以上は渡渉したと思う)、最初からそんな事では今日中に沢を突破出来ないと思い、ストックでバランスを取りながら慎重に渡渉した。やや緊張したが、とりあえず渡れた。僕は上ノ廊下で幾度もの渡渉を経験しているのだが、I君の方は沢の経験はそこそこで、これほどの渡渉をやった事はない。心配しながら様子を伺っていたのだが、すんなりと渡ってきた。やはり渡渉には足腰の力が要るのだと思う。

d0264710_21580616.jpg
雪解け水の冷たい沢を歩くのに、ユニ〇〇の半袖シャツというなめた服装の僕。転んで水に浸かってしまったらアウトだと思う。
しかし、いつものF社の沢シャツでは、尾根に出てからが暑すぎるし、このルートは服装の選択も難しい。

d0264710_22141300.jpg
上流へと進むと、徐々に川幅は狭くなり、巨石が増えてくる。

d0264710_22104972.jpg
千天出合の道標(の残骸)。かつて登山道があった事は分かる。よほど注意しないと見つけられないだろう。
見つけなくても、天上沢を遡上するのみなので、支障はないし、自然消滅するのも時間の問題と思われる。

d0264710_19540690.jpg
千天分岐を過ぎて、天上沢に入れば平凡な河原歩きぐらいに(勝手に)思っていたが、ここから先もしばらくは沢登りだった。
なんとなく踏み後はあるのだが、かなり不明瞭だ。

d0264710_20090876.jpg
天上沢に入って1時間半ほど進むと、徐々に穏やかな雰囲気になってくる。でも、まだ1時間ぐらいは歩くことになる・・・

d0264710_20172557.jpg
北鎌沢出合までは楽勝やと(勝手に)思っていたが、ここまでも十分大変だった。心配していた雨は遡行中には降らなかったが、この後、雨が降る事は予報や空模様から明らか。ツェルトを厳重に張って雨に備えた。



【2日目】
北鎌沢出合5:30-北鎌コル8:30ー独標基部11:30-独標上13:00-北鎌平18:00(泊)


d0264710_22091364.jpg
前日、北鎌沢出合には稜線を下って来た人たちが7-8組は居たと思うが、皆、夜明け前に出発して行ったようで、我々が取り付いたときには誰も居なかった。出合の真ん前は平らな場所が少なく、数パーティーが居る場合は快適なテン場の確保は恐らく難しいだろう。昨日、我々は300mほど下った場所に張ったのだが、これは正解であった。

d0264710_22220614.jpg
北鎌のコルまで、ひたすらの急登に3時間ほどかかった。先の事を考えて、ゆっくり登っては来たが、微妙に足場の悪い場所もあったりして、この時点で疲れた。予習のDVDでは、ここから北鎌尾根の本番が始まるかの様な雰囲気であったのだが、この調子では先が思いやられると思った。水は左股・右股の分岐で汲んだのだが、結局、コルの少し手前でも出ていた。これは時期や水量次第だと思う。


d0264710_22332183.jpg

(↑)北鎌尾根下部

d0264710_22443181.jpg
北鎌のコルから独標までは木々の間を抜けて行く感じだが、はっきりと道がある


d0264710_23172063.jpg

いよいよ独標が近づいて来た

d0264710_23180458.jpg


トラバースルートの途中にある有名なコの字型に削られている岩場。
足元は切れ落ちていて、先は奈落の底だ。I君は半泣きになっていた。

ここを通過した後、大半の人はそのままトラバースを続けていたが、
足元が悪く滑ったら死亡(実際、前を行く人が落ちかけて怖かった)
なので、我々は独票を直上した。


d0264710_21431837.jpg

しかし、直上のルート選択に失敗してザイルを出す羽目になり大幅に時間をロス・・・
そして、独標の上まで登ると、槍の先端が見えてくる・・・のだけど、ガスがあって微妙。


d0264710_22012185.jpg

(↑)P14ぐらい 千丈沢側の明瞭なトラバースルートに引き込まれるが、この先で完全に行き詰まり引き返す。
繰り返すアップダウンに疲れてきて、つい楽そうなトラバースルートを選んでしまったが、ここは完全にミスであった。

2度のルートミスが響いて北鎌平に着いたのは、17時半ぐらいになった。水も残っていたので、北鎌平に泊まる事にした。



【3日目】北鎌平5:00ー槍ヶ岳頂上7:00ー槍ヶ岳山荘8:00ー槍平小屋11:30ー新穂高温泉15:30

d0264710_22184934.jpg
山頂直下の稜線上でツェルト泊、シュラフ無しでは寒かったが、その甲斐があって、翌朝は快晴。


d0264710_22245897.jpg

快晴の清々しい朝日を浴びて山頂に向かう。

d0264710_22282739.jpg
d0264710_22302252.jpg
お盆休みの山頂は登山者で賑わっていた。山行前に読んだ記録などでは、山頂に居る人達から拍手で迎えられるとあったが、
僕は正に写真撮影をしているお堂の真裏から頭を出す事になり、邪魔になったので頭を引っ込めた。もちろん拍手などない。

とりあえず、我々も撮影待ちの列に並んで記念写真を撮った。僕はようやく槍ヶ岳に初登頂だ。

I君は、以前、会に入会する前の事だが、一般道で登った際に、北鎌から登って来た人を見て驚いたそうだ。
今回はそのルートを自分で登る事が出来て万感の思いとの事だった。


【後記】
やはり噂どおり、夏季の北鎌尾根そのものは技術的には大して困難な点はないと思う。ルートファインディングが必要な事と、あとは体力勝負だろう。通常の泊まり装備に加えて、沢の道具まで持って歩くのは結構しんどかった。最大限軽量化して17kg(水を含む)ぐらいだったが、思うようにスピードが出なかった。ライト&ファストが主流なのだろうか、大半の人は軽装備で歩いていた。

また湯股から行く場合は、ある程度、沢の経験がないと厳しいと思う。湯俣温泉のご主人によれば、昨年、釣り人が流されて亡くなっているとの事。
このルートに挑む人はめったにいないのだろうが、クラシックルートで行って正解であったと思う。あえて大変なルートで挑んでこその達成感もあろう。

我々のコンビは入会年も近く、沢、岩、雪と様々な山行を共にして、経験を積んできたのだが、へなちょこコンビが、よくあちこちへ行ったものだと思う。I君はしばらく(山は)育休に入る事になり、挑戦的な山行は難しいだろうが、様々な要素がある北鎌尾根クラシックルートは、(元来、素人に毛が生えた程度の)我々コンビの集大成としては大変満足なものとなった。

[PR]
by koberozan | 2017-09-23 23:33 | 沢のぼり | Comments(0)
2015年8月12日~16日

参加者:4名 

ルート: 奥黒部ヒュッテ~上ノ廊下~薬師沢小屋~折立


【1日目】 8月12日

立山駅7:30~黒部平9:30~ロッジくろよん10:20~平の小屋13:20―渡し舟14:00―対岸14:10~奥黒部ヒュッテ16:00

前日の夜9時に神戸を出発の予定が、N(筆者)の仕事上のトラブルで30分遅れで出発となった。始まる前から前途多難の予感であったが、結果的にはその通りであった。

午前2時半ぐらいに立山駅に着いたが駐車場は思いの外、空いていたのでロープウェー乗り場から5分ほどの好位置に車を止めて外で雑魚寝となった。街では熱帯夜が続いていたからシュラフもカバーもザックの奥深くにしっかりとパッキングをしており、マットの上に長袖のジャージを着て転がっていたが結構寒かった。他の皆は、抜かりなくシュラフカバーを出して快適に寝ていた様だ。

わずかな仮眠を取った後、6時40分の便に乗る予定でロープウェーの駅に向かったが、そこには既に順番待ちをする観光客が溢れていた。少し焦ったが30分程待ったら乗車することが出来た。
d0264710_21531370.jpg


ケーブルカーやバスを乗り継いで黒部平まで向かったが、この日は時刻表とは関係なく随時発車していた様で、スムーズに行けた。利用者の大半は観光客で、ある程度は登山者も混じっている。それでも我々の様にライフジャケットを持っている風変わりな装いの者は見かけない。観光客は写真を撮ったりしていた様だが、我々はバスの中では爆睡であった。
d0264710_22855.jpg


黒部湖まで行くか迷ったが、結局、黒部平から歩く事になった。快適なハイキングコースかと思いきや、普通の山道で、しかも少し急な下りで疲れた。さらに天気も良くはなかったが、黒部湖が見えてくると、いよいよだなという気持ちが沸き起こり元気が出てきた。
d0264710_2284074.jpg


平の渡までは、単調なアップダウンを繰り返しながら3時間ほどの道のりだ。さしたる注意点もないが、地味で疲れる。黒部ダムを走る観光船に乗せてくれたら一瞬なのにという思いが尚更に疲れさせる。

予定通り、時間に余裕を持って平の小屋に着くことが出来た。ここへ来て始めて他の遡行するパーティーを見かけた。このとき小屋の無線で流れていた内容から、前日に上ノ廊下で単独行者の死亡事故が発生していたこと、及びその時にヘリで収容中であった事を知った。我々パーティーにも少なからず緊張が走った。亡くなられた方を発見したパーティーは遡行を中止して引き返し小屋に連絡したとの事。その状況は察するに余りあるが、この先行者が無ければ我々が発見していた事になる。そうなれば我々とて引き返すより他に選択肢は無かったであろう。

14時過ぎ、収用人数7人の小船に揺られて対岸へと渡った。
d0264710_2240891.jpg


ここから先は、所々に危うい木の梯子が通されているところがあって怖かった。あれを設置する工事をされる方はさぞ大変だろう。上ノ廊下は秘境の名にふさわしい場所、アプローチもそれなりに大変であったが夕方には無事に奥黒部ヒュッテに辿り着き、ここから河原の泊地へと向かった。
d0264710_2302235.jpg



【2日目】8月13日

東沢谷出合6:30~下の黒ビンガ7:40~口元ノタル沢9:30~広河原13:40~上の黒ビンガ14:30~金作谷手前16:00

天気予報が悪いので雨が降るまでになるべく難所を突破しておくとの計画で6時出発の予定だった。しかしN(筆者)がパッキングに手間取り30分遅れとなる。40Lで5泊の荷物をまとめるのは大変困難であった。

2年前に遡行しているOによれば水の量は前回よりも少ないとの事。それでも注意しないと流されそうな水流ではあるが、ストックで足元を確かめながら各自で渡渉していく。(振り返れば決して良い天候ではなかったが、個々人の力量がある程度あった事、パーティーの総合力があった事、これが今回の遡行を成し遂げた要因であったと思う。何十回とある渡渉をロープもスクラムも使わず、安全かつ速やかにこなせたのは大きかった。)
d0264710_11131799.jpg


しばらく歩くと、ガスの中から迫力のある岩肌が見えてきた。噂に聞く下の黒ビンガだ。Mはそれまで何でもない崖を見る度に、「あれが下の黒ビンガか?」と繰り返していたが、実際に見てみると他と間違えるはずも無く、大昔から名所であったのも納得であった。
d0264710_11221777.jpg


少し危険を感じる場所では、トップがロープを繋いで渡り、セカンド、サードはフィックス、ラストを引っ張るという方式を多用した。
d0264710_11391075.jpg

このロープ渡渉でキリンマンジャロでも使ったというMのストックが折れた。
d0264710_1132897.jpg


順調に進むと今回の最大の核心であった口元ノタル沢ゴルジュが現れた。
d0264710_1151252.jpg


d0264710_1212680.jpgOが右岸をへつりながらなるべく進み左岸へ泳ぐ。左岸の岩場を登り、際どくへつっていく。滝を越える手前で順次後続を引き上げる。しかし、その先の岩場が悪く微妙だ。滝の直下は右岸側から容易に登れそうなので滝身に飛び込んで右岸へ再び泳ぎ滝を越えるか、そのまま岩場をへつるか迷ったが、Oが先行しルートを確認、リーダーHの判断でそのまま左岸をへつる事になった。

残置ハーケンとカムで確保しながら危うい場所はなんとか越えた。しかし、その先で事故寸前の事態に陥った。N(筆者)が岩場を降りて左足を水に入れ、次に右足を適当に入れたら下には足場が無くバランスを崩して前のめりにこけた。水量は膝上程度だが流れが強い場所なのでザイルはつないでいた。しかし、転んで水の中に入ると一気に流される。一旦は滝の手前で止められたが水流が強く体勢を立て直すことは出来ず、そのまま先ほど超えてきた2Mの滝下に落ちた(写真↓中央)。そして、滝下に落ちた状態でザイルに引っ張れているので、滝の水圧をまともに受けて下に押し付けられ身動きも出来ず、辛うじて呼吸をしている溺れかけの状態であった。沢の事故では危険なパターンの一例であったと思う。幸い他3名の状況判断が冷静かつ的確であったので、ザイルをそのまま流してくれて、滝から脱することが出来た。
d0264710_19461889.jpg


距離にして500mもない口元ノタル沢ゴルジュの突破に3時間を費やした。その先には一転して緩やかな広河原が現れた。その名の通り山奥とは思えない広大な河原だ。
d0264710_20274344.jpg


まもなく上の黒ビンガが現れた。下の黒ビンガに比べて迫力がないとか、勝手な事を言いながらも、ばっちりと記念写真を撮った。
d0264710_20383780.jpg


上ノ廊下には、何本もの有名・無名の枝沢が流れ込み、数多くの滝を目にした。
d0264710_20522093.jpg



d0264710_21571433.jpg時間も夕方になりつつあったが金作谷手前に泊適地を発見した。場所が上ノ廊下で、天気が雨模様ということで、逃げ場のある高台は絶対条件であった



ちょうど高台に着いた頃から雨脚が強くなり始め、たき火に火が付けられなかった。雨に打たれながらの焚きつけは厳しい作業となったが、リーダーHが上にタープを張り、ガスバーナーで着火するという強行手段を取り、なんとか火をおこす事に成功した。火がおこると何となく安心した気分になる。その後、雨は止んだが、後続のパーティーが来ることはなく、快適な泊地を広々と使わせて頂いた。
d0264710_2243128.jpg



【3日目】8月14日

夜中、おそらくは1時頃だろう、強い雨音で目が覚めた。ツェルトは強めに張っていたが、つま先に雨がかかっていた。川の様子は気になるが、面倒なので足を引っ込めて、そのまま寝た。

そして、翌朝、外に出て川を見てみると、前日とは一変していた。高台の前は濁流となっており、即座に7時出発の予定は延期された。

d0264710_2291814.jpg前日16時の金作谷出合


d0264710_2293838.jpg14日6時の同場所













暇を持て余し、釣りをしてみたが、全く釣れる気配がなかった。
d0264710_22561954.jpg
昼過ぎになると水量も減り濁りもなくなってきたが依然として雲行きは怪しく、この日はここで停滞となった。また、この日も後から来る人はなく、結局、初日の入渓前に他パーティーを見かけたきりであった。

【4日目】8月15日

金作谷出合6:30~岩苔小谷出合10:30~立石奇岩12:00~薬師沢小屋15:30

d0264710_1657308.jpg金作谷出合、本流沿いにも雪渓が残っているが、横の河原が普通に歩ける。










金作谷出合を過ぎた所にある淵。2年前、労山のパーティーはここを高巻いたらしいが、今回の水量では普通に通過出来た。前日の増水時ならば厳しかったかもしれない。
d0264710_17102526.jpg


ついに空が晴れ、深い谷底にも日が差してきた。日光の有り難さを感じ、気持ちも明るくなる。
d0264710_17253411.jpg


所々に現れる緩やかな泳ぎも日光があれば辛くはない。
d0264710_17303535.jpg


ようやく渓谷美を感じる余裕も出てきた。
d0264710_17375974.jpg


岩苔小谷出合。左に行けば高天ヶ原。いつか温泉に入ってみたい。
d0264710_1740764.jpg


綺麗な瀞場。こういう所を岩魚が沢山泳いでいるイメージだったが、一匹も見なかった。
d0264710_17431283.jpg


白い岩肌と迫力のある流れ。青空の下、快適な遡行が続く。
d0264710_17473131.jpg


左岸からスダレ状の滝が流れ込む。
d0264710_1752740.jpg


ついに姿を現した立石奇岩。これが見えたらゴールは間近だ。
d0264710_1757479.jpg


大東新道と出合う。荒れていて、あまり利用されないという話がよく分かる道。
d0264710_20343942.jpg


連休中で賑わう薬師沢小屋へたどり着いた。小屋で聞いたところでは、我々が今年4組目の到達者であったそうだ。
d0264710_20422963.jpg



【5日目】8月16日
薬師沢小屋6:30~太郎平小屋8:00~折立10:40

小屋を離れ谷筋を抜けると黒部五郎岳が背後によく見える。
d0264710_20555962.jpg


薬師岳を望みながら、快適な道が続く。太郎平小屋ではドコモが通じるので、タクシーを予約して折立へと向かう。
d0264710_2115598.jpg


最終日は下山するのみだが、一般道とはいえ、それなりに距離があるので疲れる。特に太郎平から先は、急な下りで足にくる。また、下山するにつれ、じわじわと気温が高くなり現実の世界に引き戻されていく感じだ。



《筆者後記》 3年越しの夢だった上ノ廊下。僕は、ここに来たいが為に神戸労山に入ったのだった。果たして、その圧倒的な流れと長さは、他に全く類をみないものであった。昨年度は台風によって中止、今年も決して天気に恵まれたとはいえないが、メンバーに恵まれて無事に歩き通す事が叶った。いつか、近いうちに、今度は源流まで上ノ廊下を詰めてみたいと思う。
[PR]
by koberozan | 2015-08-23 23:43 | 沢のぼり | Comments(2)
9月20日(土) 晴れ
9月21日(日)曇り・晴れ・曇り・雨(夜)
参加者:会員4名


この夏の沢企画はほとんど悪天候で流れてしまい、今回の遠征(谷川連峰・利根川水系・湯檜曽川・東黒沢~宝川・ナルミズ沢)沢企画も雨予報・・・・。
でも、やっぱり沢に行きたい!とうことで、急きょ決めた代替の沢です。
当初予定していた沢は初級沢で、ナメのきれいな沢でしたが、代替企画は中級という事でちょっと緊張です。
泳ぎの苦手なOさんは、怖い!とちょっと尻込み気味でしたが、ロープでサポートしますという力強いリーダーの発言に、参加を決め、20日12時に4人で三ノ宮を出発。


 土砂崩れの為、車が進入できず、予定よりかなり手前から入渓地点まで歩くこととなりました。また、予定の入渓地点を見つけるのに、登ったり下ったりを繰り返し、かなりお疲れムードに・・・・。もっとしっかり遡行図や事前情報を集めておくべきだったと反省。

でも気を取り直し・・・・・遡行スタート!!

最初に見た「「魔戸ノ滝」は、流石にすばらしい滝でした。
これは滝だけ見ても、それだけの価値はある!というりっぱな滝。
d0264710_1726571.jpg


西種子川は、いくつもの滝がそれぞれ釜を従えた非常に美しい溪谷でした。
次から次へと現れる滝と釜・・・・。
d0264710_17272583.jpg


d0264710_17312075.jpg

d0264710_17322020.jpg


きれいな滝の下でお昼ご飯。
d0264710_17341555.jpg


でも、当たり前のことですが、りっぱな滝があるということは、高巻きがつきもの。
釜がるということは、泳いだりへつったりがつきものです。
d0264710_17345841.jpg

d0264710_17355429.jpg

トップは、やっぱりYさんに・・・・。いつもすみません!

d0264710_17373227.jpg

きれいにへつっていくOさん

車が進入できず、かなり時間的にロスをしたことと、入渓地点探しと高巻きが多くかなりヘロヘロ状態に・・・・。

でも、途中からは登れる滝も出現し、楽しく沢登りができました。
d0264710_17404620.jpg

d0264710_1741124.jpg


そして、なんとか1,050m地点で登山道に合流できそうだったので、遡行を打切り登山道へ。
暗くなる前に林道駐車場に到着できました。

次回は、西赤石山までつめたいな!!
前日は魚三昧、当日はすき焼き、帰りはMさんおすすめの讃岐うどん・・・・
がっつり食べて、今年最後の沢企画をしめました。
来年はいっぱい沢に行きたいな!!

やっぱり代替案企画はいろいろ準備など大変ですね。リーダーのMさん、装備や運転、当日のトップと何役もこなしてくださったYさん、同行していただいたみなさんに感謝します。
[PR]
by koberozan | 2014-10-05 18:09 | 沢のぼり | Comments(0)
9月14日(日) 晴れ
参加者:会員5名


この夏の沢企画はほとんど悪天候で流れてしまいましたが、
やっと晴れの日に沢登りができました。
夏のような気候の中わくわくで出発です。

入渓地点は小岐須渓谷キャンプ場の駐車場からすぐなので最初から沢靴をはいていきます。

d0264710_20242229.jpg


心配していた水温もあまり低くなく、快適です。

d0264710_20252230.jpg


水も透明でなかなかきれい。
せり出した岩壁や

d0264710_20261688.jpg


小さな滝の連続

d0264710_2027381.jpg


泳いだり

d0264710_20301872.jpg


登ったり

d0264710_2031716.jpg


d0264710_2031379.jpg


d0264710_20365350.jpg


今日は水量は少なめのようです。

d0264710_2032218.jpg


今シーズン最初で最後の晴れの日の沢。
景色も風情があっていろいろ満喫のいい沢でした。
[PR]
by koberozan | 2014-09-19 20:38 | 沢のぼり | Comments(0)
日程: 2014年05月31日~ 06月1日
行った沢:台高山脈 蓮川 奥の平谷
メンバー:Iさん、Yさん、YNさん、Nの4名
お天気:晴れ

 今年もまた沢の季節がやってきました。
周りの心配をよそに、またまたグレードアップした、ちょっと?かなりかも?
危険なIさんの沢企画がスタート!
第1回目は、奥の平谷・・・・・
いろいろ調べるとすばらしい沢らしいことがわかる。
不安とワクワクが半々だったけれど、これは絶対に行きたい!!と思った。
少し風邪気味だったけれど、もちろん出発!
Yさんの運転で、前日21時頃神戸を出発。
いつものようにオークワに寄り、「めちゃ旨の助六寿司」を購入し、待ち合わせ近くで
テント泊し、Iさんと合流。
沢の降り口はすぐ分かり、いよいよか!!と、わくわくしながら水に入っていった。

d0264710_23115655.jpg

新緑の中、滝が出現。ここは、リーダーのIさんに突破してもらいましょう!

d0264710_23141275.jpg

すごい勢いです。Yさんに行ってもらう気満々のリーダーですが・・・・・。ここも、リーダーのIさんに!!

d0264710_23171519.jpg

ほら貝の滝。すいこまれそうなほど魅力的な滝でした。ずーっと眺めていたかったなぁ・・・。

d0264710_23193528.jpg

これも、きれいな滝です。

d0264710_23204253.jpg

 すばらしい滝の連続に、みんな笑顔です。

d0264710_23221819.jpg

鎌滝? これもすばらしい滝でした。

d0264710_23235472.jpg
新緑の中の滝

d0264710_23252549.jpg













滝と3人の小人たち


d0264710_2326176.jpg

滝とYさん

d0264710_23265045.jpg

特等席で地図を確認するIさん

d0264710_23274586.jpg

大石滝に虹がかかる

d0264710_23282870.jpg

d0264710_2329061.jpg

満開のシロヤシオ

やっぱり苦戦したのは、下山でした。
もちろん、高巻きなどもまちがいそうになりましたが、なんとかこれまでの反省を生かし
GPSと地図でかなり確認をし、クリアしてきました。
台高稜線→千石山→笹ヶ峰から下るルートをとりましたが、崩壊が激しく苦戦を強いられました。
もちろん現場での判断はありですが、計画当初の段階で、どの下山ルートを取るか、基本ルートの共通認識を取っておくべきでした。
なんとか、明るい内に下山できたのは、これまでの反省が生かされた事と、リーダーのルート判断に依ります。

ハードでしたが、すばらしい滝と鮮やかな新緑と満開のシロヤシオに感動です。
私たちだけの静かな沢を満喫しました。メンバーに恵まれ充実した沢となりました。
今年も沢登りを満喫したいと思います。

d0264710_23102848.jpg

途中、ログが乱れてとんでいますが、下山ルートを参考にアップしておきます。
[PR]
by koberozan | 2014-06-13 23:56 | 沢のぼり | Comments(0)

米子沢・ブサノ裏沢

いや~、まじきつかった。
送信テスト M・M
[PR]
by koberozan | 2013-09-28 20:41 | 沢のぼり | Comments(0)

神崎川本流

8月4日
神崎川本流に日帰りで行ってきました。

d0264710_13505062.jpg


泳いだり、よじ登ったり、シュノーケルで水中をのぞいたり。

d0264710_13543555.jpg

d0264710_13551833.jpg

d0264710_13565521.jpg
d0264710_13571888.jpg


天気がよく暑い日で、水温もちょうどよかったのでとても爽快な沢日和でした。

d0264710_13573366.jpg

[PR]
by koberozan | 2013-08-15 14:02 | 沢のぼり | Comments(0)
2013年6月1日~6月2日 

沢登り教室実技2回目、修了山行は神崎川本流

車で林道のゲートまで行き、1時間ほど林道を歩いて、入渓地点へ

沢の水がとっても透明度バツグンによくて、キレイ!
そんな沢を歩いて登っていきます
d0264710_231019.jpg


底が見えるぐらいの透明度!
d0264710_2312135.jpg


泳いだり、小滝を越えたり、へつったりして、どんどん登っていきます。
d0264710_23164458.jpg


そして1日目の宿泊地へ

受講生は初のツェルト泊。山で一人で寝ることや、虫の心配など不安でいっぱいでした^^;
とりあえず、ツェルトを張ってから焚火です。
d0264710_23244250.jpg


体を焚火で乾かしながら、食事です。メニューは鍋!とてもおいしかったです

夜も焚火を囲んで、みんなでワイワイしながら楽しく過ごしました。こんなことができるのは沢登りだけですね。
d0264710_23262922.jpg


いよいよ不安だったツェルト泊。でも意外とやってみるとゆっくり寝れましたし、僕のツェルトの中にはあまり虫は入ってなかったです。手作り虫よけスプレーをまいていたからかな

2日目の朝、宿泊地をを出発!
沢の水は冷たいけど、キモチイイ!
d0264710_23334859.jpg


そして長ーいゴルジュに到着!
泳ぎで抜けていくのですが、流れに向かって泳ぐので、なかなか進まない007.gif
岩壁をもって、進んだり、先に進んだ人がだしてくれたロープをつかんで引っ張ってもらったりして、全員が無事ゴルジュを越えることができました。
d0264710_23182136.jpg


ゴルジュを越えて、最後の見どころ
天狗の滝!
d0264710_23353946.jpg


ここで、遡行修了、水がきれいでとてもキモチイイ沢でした。
[PR]
by koberozan | 2013-06-26 23:37 | 沢のぼり | Comments(0)
2013年5月25日 晴れ058.gif

沢登り教室実技1回目は六甲・逢山峡

ルート
神鉄唐櫃台→東山橋→二股→鍋谷ノ滝→二股→猪ノ鼻滝→いのはなこはし

神鉄唐櫃台から沢までは、汗を流しながら、進む。。。

逢山峡の沢に到着!沢登り用の装備を装着して、リーダーから今日の予定の概要の説明を受けてスタート001.gif
d0264710_21195667.jpg


沢の水は冷たいけど、沢歩きは気持ちイイ!
d0264710_21235392.jpg


少し沢を歩いた後、沢登りのためのロープワークも教えていただきました。
d0264710_21364097.jpg


その後も小滝を越えたり、泳いだり、時に高まいたりしながらして楽しみながら沢を登っていきます
d0264710_21375260.jpg


d0264710_21453847.jpg


鍋谷ノ滝に到着して、みんなで集合写真を撮りました049.gif
d0264710_21443684.jpg


最後に、猪ノ鼻滝を高まいて(滝を登った人もいました)、少し沢を登って、沢登りを終了しました。
d0264710_21465570.jpg

[PR]
by koberozan | 2013-06-23 21:52 | 沢のぼり | Comments(0)

逢山峡

9月15日(土)
先週の9/8のハイキング部例会,
裏六甲・逢山峡が中止になったので、
今週リベンジに行ってきました。
まだまだ暑いせいか、沢歩きに7人も集まりました。
沢のハイキングのつもりが…
d0264710_2364057.jpg

へつりの練習したり…
d0264710_20542237.jpg

泳ぐ練習したり…
d0264710_1017233.jpg

ゴルジュを泳いでいって、登ったり…
d0264710_20555716.jpg

みなさんすごくアクティブ!
最後は猪ノ鼻滝で集合写真、夏場はやっぱり涼しい沢です。
d0264710_2163132.jpg

そのまま林道を下山、「からとの湯」に直行しました。
[PR]
by koberozan | 2012-09-18 21:12 | 沢のぼり | Comments(0)

ハイキング、沢、雪山、クライミングなどの山行レポートです。HPは「神戸勤労者山岳会」で検索ください。


by koberozan